映画「神様のカルテ」
2011年9月1日
TOHO緑井で、映画「神様のカルテ」を観てきました。
信州の風景や、嵐の櫻井翔さんの演技はなかなか良かったです。
はてさてのまわりに座って観ている人も、かなり感動されていたようでした。
(ちなみに、はてさては映画より原作の方がやや良いのでは、との印象でした。)
しかし、救急当直の連続36時間勤務で、疲弊した医師が当たり前のような
カットは、現在の医療体制を批判するというより、医師の使命感から当たり前
といった印象を持たせる感じでした。
(丸1日以上働き詰めで、精神的に憔悴している医師に自分の命を安心して
預けられるという感覚に、はてさては何時も疑問を感じています。)
現実は、「神様のカルテ」ではなく、医者という名前の、ちやほやされ
ながら上手に搾取されている「下層労働者の走り書き」、かも
知れないと、斜めからも観てしまった、はてさてでした。